言いたい放題

いつものように脳内妄想してたらちょっと自分的に面白い話が生まれて、でもこれ漫画とかならともかく文章のみで表現するの難しいよなーとあきらめ気味にどう書けばいいのか考えてたらいい感じに小説にできそうな気がしてきたので書いてみようと思った。
例のごとく風春。でもこれ鬼風設定の風＋春かもしれない。(というかそっちのが自然かも)でも普通に風春でも十分いける。
時間軸不明。
読めばわかるだろうがなんかその前の修羅場ネタとちょっとかぶる気がする。現在のマイブームかもしれない。

最近ここに置いてる話をpixivにもupしようかどうか悩み中。あまりにも原作と性格が違いすぎて風春で投稿するのが気が引けるから。いっそのこと名前と口調変えてオリジナルキャラってことにするかとか、パラレルってあるわけだし別に風春のままでもいいのかとか。
感想とか延々語ってるだけのやつは特に誰かに読んでほしいわけじゃないからこのブログをどっかのサーチとかランキングとかに登録する気は一切ない(ってかジャンルが混在しすぎてできない気もする。ブログサイトって読みにくいから好きじゃないし)けど、できれば風春を広めるためにも小説は読んでもらいたいなーとか。
そして相談っぽく書いてるけど別に返事が来ることは期待してない。

「どうしてですか。」
春奈の目にはうっすらと涙が浮かんでいた。
「どうしてだろうな。」
自嘲気味に返した風丸は、先ほどから一切春奈と目を合わそうとしない。春奈は風丸をじっと見つめている。その視線が、質問に答えるように訴えかけている。
風丸は一瞬だけ春奈を見やり、また目をそらす。
「最初は母さんが褒めてくれるのが嬉しかっただけなんだ。ただそれだけだったんだけど。」
これから、確実に春奈が風丸を見る目が変わる。もしかしたら、他の人たちも。風丸はあきらめの色を滲ませていた。これは、どうやっても言い逃れはできない。

「とりあえず、写メ撮ってもいいですか。」
言いつつ、春奈は既にケータイを構えている。
「ダメに決まってるだろ。」
そういった直後には、カシャッという特有の電子音が響いていた。
「ダメだって言ってるだろっっ。お前どうせそれみんなにばらまく気だろ。消せっ。」
風丸があわてて春奈のケータイを奪おうとするが、なかなかうまくいかない。その風丸の格好は、膝丈のワンピースだった。春奈がアポなしで風丸の家を訪問し、部屋に通されたところ風丸が現れ、冒頭に繋がるのだ。
「そんなことしませんよ。こっそりお兄ちゃんのケータイの待ち受けに設定しておくだけですから。」
「それなんの嫌がらせだよっ。」
「嫌がらせじゃないですよ。あっ」
風丸がケータイを奪い、春奈の手が届かないように高く上げた。そのまま画像を消去する。ついでに送信BOXを開いて他の人にその画像を送っていないことを確認する。
「ちょっと風丸さん返してくださいよー。」
「誰が返すかっ。返したらまた撮るだろ。」
「いいじゃないですか。減るもんじゃないですし。」
「そういう問題じゃないっ。」

「大丈夫ですよ。心配しなくてもすごく似合ってますから。」
「いや、そういう問題でもなくてだな。」
「あ、じゃぁ風丸さんのお姉さんか妹さんってことにすれば」
「良くないからな。ってかそんな嘘すぐバレるだろ。」




あとがき
冒頭の部分はシリアスでもギャグでも読めるように台詞回しをがんばった。ギャグの場合は地の文を読まない方がいいと思うけど。
本当は冒頭の部分からそのままシリアスに繋げたかったのに、どういう状況かっていうのを突き詰めて考えると突拍子もない設定しか思いつかなくて逃げた結果がこれ。
私は風丸君に女装癖があるという設定をなんとなく押してます。そしてそれを知った春奈ちゃんは写真撮りまくったり着せ替えして遊んだりするんだよ。女装してる風丸君とデート行くのも楽しいよね。傍から見れば女の子同士がきゃいきゃい言ってる感じで。
たぶん事の発端は誰かのデートを尾行するときにバレないようにがっつり変装してたら楽しいよね。バレないようにってことなら風丸君は女装するのがいちばん確実だよね。春奈ちゃんはヅラでもかぶるかな。って感じのことだったはず。
ってかあとがき長っ