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気になった漫画やアニメの感想とか考察とか妄想とかを繰り広げる完全自己満足サイト。 ※キャラアンチに近い発言が出ることがあります。 ※腐っているのでホモ発言が出ます。 これらのことが苦手な方は閲覧をご遠慮ください。

   

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Dグレの感想を読んで

他にしないといけないことがあったのに途中で飽きて息抜きにpixivに行き、その先でなんかいろいろやってるうちにDグレ熱が再燃し、SQに移ってから完全にコミックス派(しかもコミックスを買うのは妹=実家に帰るまで読めない)という状態だったDグレのその後を辿ろうという目的で感想読みました。

なんかしばらく読んでない間にいろんなことが起こってたっていうのは、まぁしょうがないことなのでどうでもいいのですが。(いや、どうでもよくはないが)

改めてDグレのみんなには幸せになってほしいと思いました。

だってみんなあまりにもつらすぎるんだもん。境遇が。
で、しかもその状態で健気にがんばってるんだよ。文句も言わずにそれを乗り越えて。

Dグレは、壮絶な愛の物語だと思う。
コミックスの割と最初らへん(手元にないのでわからない)の質問コーナーで、「Q.愛ってなんですか? A.それをこの漫画で描けたらいいなと思ってます」みたいな感じのがあったのがすごく印象に残ってます。
正確ではないけど、だいたいこんな感じの受け答えだった。
で、それを読んだときには、まだ私の認識が違ってたってのもあって、「この漫画で愛を描く?こんな戦闘メインな感じの漫画でどうやって」的なこと思ってました。だって、全然そんな風に感じられなかったし。
でもアレンのイノセンスがクラウン・クラウンになった辺りのモノローグ?で、それを感じて、改めて過去の話読み返してみると、確かにそうなんだよ。アレンの根底にはずーっと、いろんなものへの愛がある。
師匠がアレンに14番目のこと話したときの師匠の台詞にはいろんな思いが込められてて、本当に泣きました。師匠がアレンのこと愛してるって、認めたんだなって。今までだってうすうす気づいてはいたけど気づかないフリしてて、もちろんアレンだって師匠の言動からそんなこと実感することだってなかったと思う。
別に都合のいい道具として扱われてるとかそんなんじゃないんだけど、修業時代とかもうホント好き放題やってる師匠になんで自分ついてってるんだろうとか思うんだけど、酷いことする合間に時々向けてくれる優しい言葉とかそういうもので、どうしても逃げようとかやめようとかは思えない。(もちろんエクソシストとしていろいろ教えてもらわないといけないことがあるってのはあったと思うけど。)
そんな不器用な優しさというか愛を、ちゃんと言葉で表すのはもしかして最初で最後なんじゃないかな。少なくともあんなわかりやすく言うのは。
やばい、今思い返しても涙が・・・。確か初めてその巻(14巻だっけ?そう記憶してるけど違う気もする)読んだときには、2~3時間泣きっぱなしで夜寝られなかった記憶がある。

少女漫画とか少年漫画の中で描かれてる「好き」って感情は、「恋」とか「恋愛」であって、「愛」じゃない。
でも、Dグレ内で描かれる愛は、そういう男女交際とかに発展するようなものじゃない分、もう「愛」だって断言していいと思う。「恋」じゃなくて「愛」。
特に感じられるのはアレン→マナ、師匠→←アレン。(言っておくがこれはCP表記ではない。そういう不純な意味に見ないでほしい)
現実でも、そういう意味での愛はいっぱいあるし、親から愛されてるとかってあるけど、日本人ってあんまり愛とかそういうの言わないからさ。欧米だと普通に親に愛してるとかいうみたいだけど。
で、特に二次創作だとさ、どうしても恋愛的な意味にとりたくなるんだよ。私だってそうさ。さっき↑で不純な意味に見ないでほしいって書いたけど私だって師アレは大好きさ。

でもそういうんじゃなくて。

私が望むDグレの、特にエクソシストたちの未来。
千年伯爵との戦いが終わって、平和になった世界で、自分の愛する者と一緒に暮らすこと。
そんな平凡な幸せをつかんでほしいと切実に思う。

神田もアレンも長生きしそうにないし、ラビはこの戦いが終わってもやっぱりブックマンの仕事があるから静かに暮らすなんてのはできそうにないし。
リナリーはコムイさんといれて、今でも幸せかな?って思えるけど。
そうだな、科学班のみんなは教団にいて、たぶんそれなりに幸せだと思う。大変かもしれないけど好きでやってることだろうし、みんなでわいわいがやがや文句言いながらも終わらない仕事に明け暮れるのだって、幸せなんだよ。振り返って考えてみればさ。とりあえず、死ぬ前に幸せだったって思えれば、それでいい。それだけでいいから、せめて死ぬときには笑ってほしいな。
タップが死んだときのこと思い出してまた泣きそうだよ。死ぬ間際にタップが言った「今生きれるなら一生残業でもいい」(ニュアンスだけとらえてください)ってのはつまり、死にたくない、今までと同じでいいから生きたいってことで、やっぱり幸せだったんだろうなって思えて。つらかったけど、死んでほしくなかったけど、そう思えたってことに関しては、良かったって素直に思えた。だからあんなに泣けたんじゃないかな。
神田もアレンもラビも、今だって不幸ってほどでもない。
まぁ、アレンは・・・、ほら、今がつらいときだとは思うけど。でも、それだって、アレンのことを本気で心配して、退団までしてくれる人がいるし。
神田だってアルマとの過去を乗り切ったわけだし。
ラビは・・・、ちょっとよくわかんないけど。最近じゃなくてもっと広く教団に入ってからって考えれば、幸せだって言えると思う。だって、自分の笑顔がつくりものか本物かわかんなくなったってことは、それだけ心から笑ってたってことでしょ?
ミランダさんは、教団に入って幸せかな。自分にできること、自分にしかできないことを見つけて、頼りにされるって、すごい幸せなことだと思うんだ。人から頼りにされるのって、誰だって嬉しいと思う。ミランダさんみたいに今まで頼られることがなかった人は特に。・・・、アレンが14番目とかそういうどうこうが起こる前ならって条件つく気がするけど。
クロウリーもあの屋敷でエリアーデとひっそりと暮らしてたときが不幸ってわけじゃなくて、あのときだって幸せだったと思うけど、自分を捨ててでも守りたいって思える仲間に出会えて、幸せだと思う。・・・アレンとラビがどうなってるのかわからない今は不幸ではないけど幸せっていいづらいけど。

って、ほら、やっぱり仲間がつらいときには幸せだって言えないんだよ。
このつらいときが終わったら、そういう小さな幸せを積み重ねながら生きていけるのかなって思うけど、やっぱり今のままだといつ仲間が死ぬかわからないし、自分だっていつ死ぬかわからない。
だから、できればこの戦いが終わって、そういう心配をせずに、時々でいいから、「あぁ、今、幸せだな」って思えるような穏やかな生活をしてほしいです。

私はDグレの最後がアレンと千年伯爵の相討ちみたいな、最終的にアレンが死んでしまう展開になる気がして仕方ないので、余計にそう思うのかな。
アレンは今までつらいことがいっぱいありすぎた。間にちゃんと幸せなときはあったけど、それでも人の何倍もつらいことを経験してきてる。だからこそああいう強い子になったんだと思うけど。普通の人では気づかないような小さなことに幸せを感じられる人なんじゃないかなって、なんとなく思う。
もしも千年伯爵との戦いで死んじゃったとしても、アレンは死の間際に笑って幸せだったって言ってくれる気がするけど、できればその後幸せな生活を送ってほしいです。

せっかくだから理想の未来でも書いてみようかな。
アレンには、師匠(生きててほしいです)と2人で小さな町で、やっぱり酒癖と女癖の悪さは変わらない師匠に文句を言いながらも家事したりご近所付き合いしたりしながら穏やかに暮らしてる。それか、1人で大道芸しながら世界中回っててもいいかな。どっちか。(あ、いや、私が考える幸せの形がこうなだけで、アレンが幸せなら別にまったく違うことしててもいいです。もちろん)うーん、結婚はするかな?しない気がするけど、血のつながった家族ってのを感じてほしい気もする。
ラビは、そのうち正式にブックマン継いで、旅しながら今度は自分が後継者育てる側になるかな。ブックマン一族ってことはあの記憶力のこととかもあるし血筋なのかな。って考えると、結婚して子供できて、その子が後継者になるとか?それいいな。
神田は、どうなんだろうな。アルマとの思い出を胸に放浪の旅とかしててもいいし、誰かいい人見つけて結婚してもいいかもしれない。神田の前の人(?)の記憶が戻るのがいいのかな。この人の幸せの最終形態が私にはいまいち想像できません。
リナリーは、コムイさんに許してもらえる人見つけて結婚して子供産んでそう。コムイさんは生涯独身な気もする。笑 たぶんリナリーとコムイさんは一緒、もしくはすごく近く(お隣とか)に住んでるんだろうな。
よくわかんないから神田とリナリーが結婚してもいいかもしれない。
黒の教団が解体したって体で話進めてるから、リンクはそれだとどうなるかな。なんだかんだ言って教団がなくなっても中央庁とかバチカンは残りそうな気がするから、やっぱりそこで働いてるのかな。
クロウリーは、あの屋敷に戻って、って一瞬考えたんだけど、燃やしちゃったし村人に嫌われちゃったし、あそこには戻れないか。じゃぁどうしよう。むむむ。でもエリアーデのことは忘れないでほしいな。忘れないと思うけど。クロウリーに優しくしてくれる人がいっぱいいる町で静かに暮らすのがいいんじゃないかな。
ミランダさんは・・・。どうしよう。あの人エクソシストじゃなくなったらまたあの状態に逆戻りなんじゃなかろうか。どうしようどうしよう。でも、エクソシストになってみんなの役に立てて、自分に自信をもてるようになったら、仕事もうまくいくようになるんじゃないかな。って思うんだけど、どうだろう?そんなうまくいかないかな?戦争が終わってからだとミランダさんも結構な歳になってしまう気がするけど、そんなミランダさんでもいい、というかミランダさんがいいって言ってくれる人が現れるといいな。
科学班のみんなはそれぞれ戦争終わってもイノセンスの不思議はまだまだいっぱいあるから結局研究続けてそう。(ところで戦争終わるときにはイノセンスも一緒に消える気がするんだがどうなんだろう。)

それで、時々みんなで会うの。リナリーの子供に大道芸見せるアレンとか最高じゃないかな。


こんな幸せな未来がいつか来てくれるといいな。

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